ニュースリリース

福音アプリ・ゲームコンテストの受賞者,発表される

シャロン・ハウウェル 2015年10月20日火曜日

10月15日木曜日,ユタ州ソルトレーク・シティーで開催された2015年LDSテックカンファレンスのオープニングで,LDS福音アプリ・ゲームコンテストの受賞者が発表された。

教会の情報役員事務局のコンテスト責任者ゲリー・マイナーは,すべてのコンテスト参加者の努力をねぎらい次のように話した。「非常に多くのクリエイティブなアイデアが,経験豊かな開発者によって見事に実装されており,審査するのは困難を極めました。」

これらのアプリは,様々なアプリストアからダウンロードしたり,オンラインのコンテストギャラリー公開サイトを通してアクセスできる。その多くが,見事なグラフィック,魅力的な対話型アプリ,そして非常に分かりやすいスクリーン操作性を備えている。他のアプリの中には,将来のユーザーの生活に明確な福音のインパクトを与えるのに特化したものもあった。

初等協会部門の受賞者―

第1位は,ガイ,トム,アーチャー,ウィル・ワン制作の「スーパー・エルダー」(ヒーローがCTRコインを集め,障害に遭遇し,主を第一にする方法を思い巡らしながら模範になる人たちから学んでいくゲーム)が受賞した。

第2位は,フィリップ・ケーブ,アン・ケーブ,ジェシー・ケイト・パターソン,ドレア・ハッチ制作の「モルモン書紙人形」(聖典に出てくるヒーローたちが活躍するゲーム)が受賞した。

第3位は,ジョン・フィンレー制作の「小さなファミリーツリー」(写真,ゲーム,活動を通して,個人的な触れ合いを体感できる家族歴史アプリ)が受賞した。

特別賞は,キャメロン・モリスとマイカ・モリス制作のGrandMem.com(自分のファミリーツリーの写真を使った記憶ゲーム)が受賞した。

青少年部門の受賞者

第1位は,ティアファウ・パーセルとコルトン・マローン制作の「地を満たす」(会員がデジタル宣教師となって,末日聖徒の聖典や指導者の言葉が入った画像を一か所に集めるのを助ける)が受賞した。

第2位は,オースティン・ライト,マイケル・ガーナー,ディロン・ウィンスピア,ジョシュ・ブライソン,ジョーダン・セグミラー,ブランドン・アンダーソン,ネイト・ブライソン制作の「末日聖徒の巣箱」(今までに類を見ない末日聖徒のためのソーシャルコミュニティアプリ)が受賞した。

第3位は,ダスティン・ヒル制作の「聖典の中のヒーロー―ニーファイ人の預言者,壁を越えて脱出」(聖典の物語を知る)が受賞した。

特別賞は,アーロン・マテンガとトリスタン・デニス制作の「福音のゲームキット」(フレーズ集め,ジェスチャーゲーム,様々な福音のトピックに関連するパスワードを使ったアクティビティー集)が受賞した。

家族(その他)部門の受賞者

第1位は,ヒラリー・ベイドラー制作の「霊の小道」(教会のメモ,アイデア,神殿訪問などの日記アプリ)が受賞した。

第2位は,ジョナサン・ランド制作の「スカウト・チャンプ」(従来の書類システムに代わるiOSスカウト進捗記録システム)が受賞した。

第3位は,ヒルトン・キャンベル制作の「末日聖徒の日々の言葉」(毎日ユーザーを力付けるための霊感あふれる聖句,引用,神聖な賛美歌,意欲を高めるビデオアプリ)が受賞した。

また二つの特別賞が贈られた。一つは,フランク・ビショップとジョン・フォルケンベリー制作の「預言の言葉」(現代の預言者のよく知られる引用文を集めたレファレンスアプリ)が,もう一つは,ケビン,ショーン,リンジー,ロニ,デビッド,アラン・ウェイド,ベロニカ・ベンダースカイ,ローラ・リーブソン,キャサリン・ヒューズ制作の「伝道のディスプレイ(末日聖徒)」(宣教師の絵,物語,経験を分かち合うための,双方向で生き生きとした方法を作り出す組織的ツール)が受賞した。

さらに3人の優秀賞

初めて開発を手掛けた参加者,「霊の小道」ヒラリー・ベイドラー

18歳未満の開発者,「信仰箇条クイズ」カーソン・ブッシュ

65歳を越える開発者,「ミッション・アット・ア・タイム」(「知恵の言葉」を教えるゲーム)ロベルト・ロハス

最多得票賞

第1位は,ヒルトン・キャンベル制作の「末日聖徒の日々の言葉」のヒルトン・キャンベルに贈られた。

第2位は,ケビン・ウェイド制作の「伝道のディスプレー」が受賞した。

第3位は,「家族歴史ガイド」を制作したボブ・テイラーに贈られた。

最多得票賞の投票は,インターネット上の投票システムを通じてだれでも投票でき,1061人の投票者がこれに参加,全体的に最も優れたものを選んだ。アプリ・ゲームコンテストで「ネットワーク上の審査」が行われたのは初めてである。この方法により,可能なかぎり多くの聴衆に選考に参加する機会を与えることができた。

2015年のコンテストに関して,アプリの優秀さ,有益さ,ふさわしさを示す興味深い統計結果が明らかとなった。

アプリの応募数69

参加7か国

合衆国内の18州

18歳未満の開発者5人

65歳を越える開発者3人

25のアンドロイドアプリ

15のiOSアプリ

5つのウインドウズアプリ

22のウェブアプリ

審査が始まる前,デジタル著作権法の遵守を確認するため,応募フォーム,ルール,アプリそのものが教会評議会および法律顧問によるレビューのため提出された。それは開発者にとっては負担であったと思われるが,コンテストの品質確保のためのすべての必要な許可を得るために,できる限りの努力が払われた。

ゲリー・マイナーは審査過程を説明してこう話した。「標準化したフォームと採点基準を使って,できるだけ公平で偏りのない審査を行う努力をしました。そのアプリをダウンロードして使用するであろう人々の中から,できるだけ多くのタイプの人々を審査に加えました。」これには,ソフトウェア開発経験のある150人以上の審査員,すべての年代の子供たちを持つ多くの家庭の夕べグループ,若い男性および若い女性のグループなどが含まれた。

票を集計して比較すると,ほかのアプリと比べてその差が0.01から0.02以内という非常に優れたアプリが数多くあった。今年の審査においては言語対策も考慮され,コンテスト主催者はスペイン語ユーザーに特化したLDSアプリも審査対象とした。

今年のコンテストに応募されたアプリの出来栄えについて,コンテスト主催者の一人アンナ・バトラーは次のように述べた。「どの作品もとてもすばらしく,どんなアプリがあるか,賞を取った作品だけでなくすべてのアプリを手に取って,見てほしいと思います。」「すべてのアプリが賞を取れなくて本当に残念です。」きっと,すべての人にとってお気に入りのアプリが見つかることだろう。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.